第8波が始まる前に1泊のプチ旅行に行って来ました。
宿は湯河原。
いきなり湯河原に行っても、たいした観光はできなかろうと、小田原でランチ、箱根で散歩、夕食前に湯河原着というプランで臨みました。
小田原ランチは早川港界隈で。
最近メディアの露出が多い、「さじるし」さんへ行きました。
ここは「半生」の鯵フライが売り。
連れと2人で、その鯵フライの定食と上海鮮丼と、どうやら旬らしいカマスの一本揚げを頼みました。
半生アジフライは期待ほどじゃなかったです。
揚げたてでも熱々じゃないのが難点。
普通のフライが良いかも。
それよりやっぱりお刺身が美味しい。
甘いです。
プリっと引き締まった肉質もグッド。
かますが旬だったんですかね。
丼の方にもたっぷり盛られてました。
旨味は弱めでパッとしませんが、地魚っぽさを感じました。
ランチの後は芦ノ湖へ。
海賊船に乗るつもりが、着いたタイミングが悪くて、かなりの待ち時間。
悩んだ末に船での観光は諦めて、関所と周辺をお散歩。
関所は見学者が比較的少なくて、ガイドさんが丁寧に案内をしてくれました。
おかげで、「関所なんか通らずに別ルートで山越えする旅人も多かったんじゃないか」という長年の疑問も氷解しました。
湯河原へは、箱根峠を通って、湯河原パークウェイへ。
途中で見た富士山は絶景でした。
上から下までまったく雲がかかってない(雲海みたいのは見えますが)富士山を間近で見たのはほとんど初めて。
しかも珍しい青富士でした。
湯河原の宿は至って地味。
敷地内に源泉があるので、お湯は豊かですが、ごく普通の大衆宿。
元々安めのお値段の上、勤務先の関係で支給された割引クーポンに加えて、ウワサの全国旅行割まで利用できたので、実際のお支払いの方は超格安。
おまけに平日だたので、登録店舗で使える1人3千円のクーポンまでもらって、申し訳ないほどでした。
自分のような観光客支援というより、観光業支援なんでしょうけども。
なので、ほんのちょっと贅沢して、夕食では追加料理を。
アワビの踊り食いを頼みました。
何年ぶりかな。
翌日はちょこっと釣りをしてから、鈴廣へ。
そこでクーポンを使いました。
『そばもん』13巻で知って、いつか食べたいと思ってた超特選蒲鉾の「古今」を買うために。
醤油も山葵も付けずに召し上がってくださいと書いてありました。
美味しかったです。
確かに。
素材感を楽しめる蒲鉾なんて、初めてです。
ただ、値段が5倍なら5倍美味しいかというと、そんなことはないですがね。
そんなことを言うヤツに売るために作ってる蒲鉾ではないのでしょうね。
ハイ。
帰りに、人気の漁港の駅に寄りました。
TOTOCOという名前です。
開店祝いに魚くんが呼ばれたようです。
適役ですね。
盛り上がったでしょう。
こちらでは、お土産を買うのが目的。
甘いものもいろいろありましたが、やっぱりお魚系が良いですよね。
鰯を使ったおせんべいみたいのとか、その他もろもろ。
自分用には珍しいシラスの塩辛の瓶詰とか。
これは生シラスに塩を振っただけのシンプルな味わいで、日本酒のあてに合いました。
帰ってすぐに、コロナの感染者が増加に転じました。
危ないところでした。
心配しながらの旅にならずに済んだのはラッキー。
この幸運、長く続いてくれと良いなあ。