今は亡き恩師のお宅に先輩と2人でお邪魔した帰りのこと。
奥様からマルゴーとチーズのおもてなしを受け、少し酔いが回った勢いで、築地の寿司屋に寄りました。
イメージ的に「鮨」の方が合ってるお店ですが、店名が「寿司」を使ってるので、タイトルは「寿司」ということで。
賑わってました。
活気あり。
店員も魚も客も活きがイイ。
刺身をまずはおまかせで。
中とろ、かます、鰯、ミル貝だったかな。
それから、ネタケースの中の目に着いたのを少し。
鯵と青柳。
鰻のひれみたいなサヨリの串があったので、それを所望したら、
「サヨリを頼んだ人だけ」
と言われたので、迷わず頼みました。
軽く炙って「サヨリ焼き」になって供されるのですが、なかなかイケてました。
サヨリは焼いても美味いというのは新知識です。
先輩の希望で穴子白焼きも。
その後、少し握ってもらって、お酒も少し。
握りは煮穴子、ネギとろ(ネギ無いけど)、とろ鉄火、鰹、車海老。
ミラーレスで撮影してたら、「良いカメラですね。これも撮ったら?」と店長格の職人さんが尾頭付きの海老をお皿の上に置いてくれました。
多謝。
あまり粘らず、サッと食べて、サッと呑んで、サッと腰を上げる。
他のお客さんたちも概して長居はしないようでした。
それが粋っていうもんでしょうね。
何となく納得した秋の夜でした。