りゅうのブログ

グルメ半分、その他半分

夜のそば屋の独り酒

久しぶりに夜の独り酒。

以前はよくやったもんですが、最近はめっきり。

呑む時はたいてい2人です。

でも、お店によっては独りで行きたいところもあります。

昭島のふく花さんもそんなお店。

 

土曜の夜なので念のために予約。

4年ぶりですが、名乗るとすぐにわかってくれました。

うれしい。

 

 

ハートランドで独り乾杯。

 

 

この日は鮪がいろいろあったので、まずは鮪から。

「まぐろホホ炙り刺」というのを頼んでみました。

これは当たり。

くじらか桜肉のたたきと言って出されたら信じてしまいそうな肉質。

赤身なんだけど、マグロの赤身っぽさがありません。

酒が進みます。

 

 

その酒ですが、こちらの一押しは浜千鳥。

数日前にあらばしりが入ったというのでそれをいただきました。

かなり甘いけど、鋭い甘さではなく、甘口好きの自分好みの吞み口。

 

 

地元拝島ネギの天ぷらを頼んだら、名物女将のたかちゃんから、

「長いですよ。半分にしますか?」

の提案。

椎茸天も食べたかったので、その旨告げると、

「じゃあ、半分ずつにしましょう」

という修正提案。

こういう柔軟な対応、ありがたいですね。

ネギ天は先っぽの緑のところもしっかり揚げてあって、これが美味い。

スーパーで売ってるネギは先がカットされてるのが多いですが、もったいないと思います。

もしかしたら、品種によるのかもしれないですけど。

 

 

封筒銀杏というのが面白そうなので、頼んでみました。

本物の封筒に入れてチンした銀杏です。

知識としては知ってたけど、食べるのは初めて。

普通にちゃんと火が通った美味しい銀杏でした。

家でもやってみましょう。

使用済みの封筒で。w

 

お酒は半合で頼めるので、いろいろ頼みました。

富久長とかSUKEROKUとか。

独り客にはありがたい配慮です。

 

 

〆のそばは花巻を。

種物では一番好きな食べ方です。

こちらの海苔ははば海苔。

冬が旬だから、冬だけかな。

 

 

香高し。

海苔とそばは実によく合います。

と、自分は思いますが、どうでしょう。

 

 

そばを手繰ってたら、たかちゃんが小さなグラスに濁り酒を持ってきてくれした。

そばを肴におひとついかがということですね。

何と行き届いたこと。

たかちゃん、多摩のそば店女将さんの接客コンテストをやったら、絶対トップを争うと思います。

 

 

約2時間の滞在で、予約してないために入れなかったお客さんが3組。

中には土地柄か(横田基地が近い)、西洋系のファミリーも。

実は自分も3年前に同じ憂き目に遭ったことがあります。

「念のため予約」したのはそのため。

やっぱり人気です。

ご馳走様。