グルメ半分とか言いつつ、ほとんどグルメ記事ばかりなので、他の趣味についても書いてみます。
趣味は多いですが、どれも中途半端。
人に自慢できるようなものはありません。
自慢できない趣味の一つが野鳥の餌やりと観察。
野鳥に関心を持つきっかけとなったのは、さして広くもない我が家の敷地内に営巣する鳥がいること。
最初はキジバトでした。
これは無事2羽の雛を育てていきました。
次に巣をかけたのはエナガ。
最近話題の白いのじゃないですが、民家に営巣するのは珍しいのではないでしょうか。
しかし、残念なことに、完成途上で他の鳥に邪魔されて、産卵には至りませんでした。
産卵後に邪魔されるよりは良かったですけど。
ツバメも来ました。
うまくすれば、毎年来るようになるはずでしたが、外壁塗装で冬の間に巣を除去したら来なくなりました。
正確に書くと、戻っては来たのですが、古巣の周辺をしばらく飛び回った後、諦めて他に行ってしまったというのが実情です。
塗装屋さんは、「ツバメの巣は残しておいてというお宅もありますけど、どうします?」と言ってくれたのに、塗り替えてもまた巣を作ってくれるだろうとたかをくくったのが失敗でした。
安全な場所じゃないと判断したんでしょうね。
ツバメの気持ちが今はわかるような気がします。
信頼は動物との間でも大事です。
その後はバード・ファーストを旨とし、なるべく昼間は庭に出ないようにしています。
庭の手入れは夕方日没の間際だけです。
餌やりは冬だけ。
11月中旬から4月中旬までの5か月間だけやっています。
与えているのは、野鳥用のミックス餌とヒマワリとみかん。
シロハラも時々ミックスに含まれる何かを食べに来てるようです。
ヒマワリはシジューカラとヤマガラ用。
みかんはメジロ用です。
ヒヨドリも来ますが、庭木の赤い実を食べています。
それからモズ。
これは我が家にたくさん生息しているトカゲを食べに来てるようです。
有名なはやにえをよく庭木に刺していきます。
ほどよく干物風になってしばらくすると消えてますから、ちゃんと出来具合を見計らって食べてると思われます。
モズは夕方見かけることが多いです。
夜行性が強いんでしょう。
夜モズが鳴くと人が死ぬ、という不吉な言い伝えがあるのも頷けます。
ところで、庭のトカゲはかなへびよりも個体数がぜんぜん少ないのですが、はやにえはトカゲしか見ません。
どうも派手な金属的な光沢のためにモズの目に留まってしまうようです。
そのせいでますます少数派になってるのではないかと思えます。
野鳥観察の方は近所の森や水場で。
森の中だと、接近できないので、種類の見分けがつかないことが少なくありません。
声はすれども‥‥ということもけっこうあります。
その代表はウグイス。
かなり近くでさえずってるのに姿を捉えられない。
声だけ録音して諦めたこともあります。
逆に圧倒的な存在感で、いやでも目に留まる場合も。
例えば、ルリビタキかコルリかわかりませんでしたが、目にも鮮やかなコバルトブルーの鳥を見たことがあります。
息を飲む美しさでした。
こんなきれいな鳥が日本にいるのかと感動しました。
ちょこまか動くのでカメラには収められませんでしたが、目には焼き付けました。
ぜひまた遭遇したいです。
水鳥は皆大きいです。
小さいと鯰みたいな大きな魚に食べられてしまうからかな?
カワセミは小さいですが、鴨みたいに水の上を動き回ることはありませんね。
危険過ぎます。
関東だと一年中見られて一番馴染み深いのはカルガモでしょう。
全体に地味ですが、「隠れブルー」と言われるふだんは折りたたまれている翼の下になって見えない羽はコルリやルリビタキに劣らず鮮やかです。
白鷺の類も自分の散歩コースで時々見かけます。
ホントに純白なので、自然の配剤の妙を感じます。
逆に真っ黒なのが鵜。
水辺で鷺と鵜がいっしょにいると良い対照です。
この2種は仲が悪くないみたいです。
白黒2羽が川の中でずっとつかず離れずで行動してるのを見たことがあります。
共同戦線で魚を捕まえてるんでしょうか?
あまり長くなるとアレなんで、ここら辺で。
時を置いて、また他の中途半端な趣味について書いてみることにしましょう。