りゅうのブログ

グルメ半分、その他半分

映えるつけ麺

通院で新宿へ。

時間節約のためつけ麺のお店でランチ。

 

 

4種の全粒粉の麺を売りにしてるお店です。

店名は画像をご参照ください。

麺は4種から2種選択の相盛をチョイス。

 

 

機械打ちですけど、幅広太麺でなかなかのコシ。

啜り上げるのは難しく、もぐもぐ食べる麺です。

小麦の風味も並の麺とは違います。

 

 

ただ、つけ汁が麺の強さに追い付いてない感じ。

色は濃いけど、あっさり系で、なんだかミスマッチ。

個人的なインプレッションですけど。

 

目を楽しませてもらいました。

ご馳走様。

渋沢家再訪

また深谷に行ってきました。

 

 

渋沢家(中の家)のイベントに参加するのが目的。

NHKとか3大紙とかのメジャーどころは開始早々に取材に来るだろうと、遅めに行ったのですが、まだ取材が入っていて、飛んで火に入る秋の虫。

つかまってしまいました。

 

 

それはさておき、今回の訪問は、去年定休日で入れなかった楓さんで食事をするのも目的の一つ。

割烹兼バーみたいな面白い業態で、競合するお店が少ないのか、地元の人ですごく賑わってるお店です。

テレ東?でタクシー乗務員さんのおすすめのお店を巡る番組をやってますが、つい最近、紹介されてました。

 

 

目当ては深谷の名物で栄一翁も大好きだったという煮ぼうとう。

けっこう暑い日だったので、冷や汁うどんというのも頼んで、連れとシェアしました。

 

煮ぼうとうはセットにしたので、ミニ丼(ネギのかき揚げ丼をチョイス)、マグロの刺身ととろろ、つまり山かけ、お新香、デザートが付きます。

 

 

ほうとうはやや柔らかめ。

塩を使わないそうで、それが食感の差になってるのかも。

名産のネギを始めとする野菜たっぷり。

いろいろな味が出て、つゆが美味しかったです。

 

 

ちょっと意外だったのは、見た目油っこそうで、あまり美味しそうに見えなかったネギのかき揚げがやけに美味だったこと。

衣に一工夫してるのか。

本格的な天ぷら盛り合わせも食べてみたいと思いました。

きっと深谷はまた行くので、次は天ぷらメインで攻めてみます。

 

 

冷や汁は、うどんは細目で柔らかく、正直に言って、好みではなかったです。

でも、お汁はなかなか。

 

 

味噌ベースで、具材はきゅうりぐらいなのもで、素朴な田舎汁ですが、氷が入ってキンキンに冷えるてるせいで、細打ちの柔らかうどんもそれなりに引き締まり、美味しくいただけました。

総合的にはアリですね。

 

他にネギ料理も。

ネギを名産物として売り出してますが、その割には市内にネギ料理のお店が何軒もあるわけではなく、検索してひっかるのは楓さんぐらいのもの。

それも訪問の理由です。

 

 

なので、ネギ料理のラインアップから一品、ネギの春巻きを頼んで見ました。

甘くてトロっとしたネギは春巻きも合うんですね。

自分としてはネギの一本揚げも食べてみたいと思ってるので、楓さんでも他のお店でも良いので、メニューに加えてほしいです。

 

帰りに、岡部の道の駅に寄って、長くて立派な深谷ネギを一束とネギのお焼きを買いました。

      

 

 

青富士、湯の街、漁港町

第8波が始まる前に1泊のプチ旅行に行って来ました。

宿は湯河原。

いきなり湯河原に行っても、たいした観光はできなかろうと、小田原でランチ、箱根で散歩、夕食前に湯河原着というプランで臨みました。

 

 

小田原ランチは早川港界隈で。

最近メディアの露出が多い、「さじるし」さんへ行きました。

ここは「半生」の鯵フライが売り。

連れと2人で、その鯵フライの定食と上海鮮丼と、どうやら旬らしいカマスの一本揚げを頼みました。

 

 

半生アジフライは期待ほどじゃなかったです。

揚げたてでも熱々じゃないのが難点。

普通のフライが良いかも。

 

 

それよりやっぱりお刺身が美味しい。

甘いです。

プリっと引き締まった肉質もグッド。

 

 

かますが旬だったんですかね。

丼の方にもたっぷり盛られてました。

旨味は弱めでパッとしませんが、地魚っぽさを感じました。

 

ランチの後は芦ノ湖へ。

海賊船に乗るつもりが、着いたタイミングが悪くて、かなりの待ち時間。

悩んだ末に船での観光は諦めて、関所と周辺をお散歩。

関所は見学者が比較的少なくて、ガイドさんが丁寧に案内をしてくれました。

おかげで、「関所なんか通らずに別ルートで山越えする旅人も多かったんじゃないか」という長年の疑問も氷解しました。

 

 

湯河原へは、箱根峠を通って、湯河原パークウェイへ。

途中で見た富士山は絶景でした。

上から下までまったく雲がかかってない(雲海みたいのは見えますが)富士山を間近で見たのはほとんど初めて。

しかも珍しい青富士でした。

 

 

湯河原の宿は至って地味。

敷地内に源泉があるので、お湯は豊かですが、ごく普通の大衆宿。

元々安めのお値段の上、勤務先の関係で支給された割引クーポンに加えて、ウワサの全国旅行割まで利用できたので、実際のお支払いの方は超格安。

おまけに平日だたので、登録店舗で使える1人3千円のクーポンまでもらって、申し訳ないほどでした。

自分のような観光客支援というより、観光業支援なんでしょうけども。

 



 

なので、ほんのちょっと贅沢して、夕食では追加料理を。

アワビの踊り食いを頼みました。

何年ぶりかな。

 

 



 

翌日はちょこっと釣りをしてから、鈴廣へ。

そこでクーポンを使いました。

そばもん』13巻で知って、いつか食べたいと思ってた超特選蒲鉾の「古今」を買うために。

醤油も山葵も付けずに召し上がってくださいと書いてありました。

美味しかったです。

確かに。

素材感を楽しめる蒲鉾なんて、初めてです。

ただ、値段が5倍なら5倍美味しいかというと、そんなことはないですがね。

そんなことを言うヤツに売るために作ってる蒲鉾ではないのでしょうね。

ハイ。

 

 

帰りに、人気の漁港の駅に寄りました。

TOTOCOという名前です。

 

 

開店祝いに魚くんが呼ばれたようです。

適役ですね。

盛り上がったでしょう。

こちらでは、お土産を買うのが目的。

甘いものもいろいろありましたが、やっぱりお魚系が良いですよね。

鰯を使ったおせんべいみたいのとか、その他もろもろ。

 

 

自分用には珍しいシラスの塩辛の瓶詰とか。

これは生シラスに塩を振っただけのシンプルな味わいで、日本酒のあてに合いました。

 

帰ってすぐに、コロナの感染者が増加に転じました。

危ないところでした。

心配しながらの旅にならずに済んだのはラッキー。

この幸運、長く続いてくれと良いなあ。

 

 

 

国分寺のおすすめ割烹料理店

新ブログを始めてから、旧ブログ以来の馴染みのお店を周ってレビューを書いてます。

今回は国分寺にあるお気に入りの割烹のお店に行って来ました。

 

ちょうど1年前に撮った掲示

 

このお店、コロナ前は国分寺街道沿いで営業してましたが、現在そちらは休業のまま駅近くに新店舗を開いて営業しています。

コロナによって移転を余儀なくされた形ですが、結果的には成功だったと思います。

ただアクセスが良くなっただけじゃなく、和食のお店としての設えも旧店舗よりずっと良くなってると思います。

某グルメサイトの評価は実態を反映していないので、まったく参考になりません。

ま、よくあることですが。(個人の主観ですw)

 

この日は若い人2人と。

和食希望というので、連れて行きました。

 

 

ナマで乾杯。

 

 

お通しが力作でした。

いつもこうだったかな?

 

注文は3人が食べたいものを適当にチョイス。

 

 

自分は刺身盛り合わせ。

これは当然3人前が盛られてくると思いきや、案に相違して、個別で提供。

でも十分華やかな刺し盛になってました。

シマアジ、カンパチ、マグロ、カツオは憶えてるけど、後は何だったか?

皮付きは湯引きでしょうね。

刺し盛にはたいていこれが含まれてます。

しっかり仕事してるのがわかりますね。

 

連れの2人が頼んだのはお通しのセットに使われていたので、注文し直し。

 

 

そして選んだのはトウモロコシのかき揚げとうざく。

どちらも味・ビジュアルともに並のレベルじゃなかったです。

そのあたり、画像からも伝わるでしょう。

 

 

お酒は何合吞んだか憶えてません。

レシートには豊賀、多賀治、真野鶴、写楽、大盃、久礼の記載あり。

大盃のマッチョだけ、ラベルが面白いので、写真を撮りました。

 

 

自分のすすめで和牛サーロインの朴葉焼きを追加。

これはお店の看板料理の一つじゃないかと思います。

 

 

看板はもう一つ。

各種の釜めし。

ご主人のご実家が宮城の農家さんで、自家製のお米を使った釜めしなんです。

毎回必ず頼みます。

 

 

この日は鮭ハラスの燻製の釜めしにしました。

シンプルですが、季節感もあって良い選択でした。

 

 

若い人にご馳走するのが目的でしたが、自分も大満足でした。

ご主人にはだいぶ気を遣っていただいたようで、ありがたく思っています。

ご馳走様でした。

 

 

 

 

 

野の香り 山の味

入間市のリバーサイドにある山菜と川魚料理のお店に行って来ました。

知る人ぞ知る名店です。

名店という言葉を安売りしない自分も、ここは名店と呼びたい。

 

最近システムが変わって、土日祝はコースのみになってました。

コースは3,500円から1,500円刻みで6,500円まで。

6,500円のみ要予約だそうです。

お昼だったので、軽めの3,500円コースを頼みました。

 

 

9月下旬は落ち鮎ときのこの季節。

こちらは基本自家採集の食材を使っています。

ご夫婦と息子さんの3人で切り盛りされていますが、食材調達はご主人と息子さんの役割。

採集地は主に新潟。

関越で往復されて山に分け入るそうですが、聞くだに相当のハードワーク。

山では熊と鉢合わせもあるそうです。

ということは、ご主人は、そして息子さんも、料理のプロであると同時に川魚ときのこのプロでもあるわけです。

後で書きますが、もう一つのプロでもあり、分野は違いますが、働く者として頭が下がります。

 

さて、コースの流れです。

 

 

お通しはきのこの煮物。

 

 

前菜はきのこたっぷりのモツ煮。

きのこの出汁が効いてて普通のモツ煮とは一味違います。

臭みもぜんぜん無し。

モツもごく柔らかくて食べやすい。

 

 

煮物の次は揚げ物。

きのこ天です。

まず第一陣は釈迦しめじ、きくらげ、ゴーヤ、しし唐、人形茸、桜しめじ。

 

 

第二陣は裏紅布袋しめじ、茗荷、舞茸。

 

しし唐と茗荷は自家栽培で、他はきくらげや舞茸も含めてすべて天然もの。

いや、ゴーヤだけ違ったかな。

でも、八百屋さんから仕入れたものではなかったはずです。

主義としてはそれはない。

裏紅布袋しめじはしめじ類の中ではとびぬけて大きくて食べ応え十分。

他も野趣あふれる味わいで、まさにこちらのお店の真骨頂です。

舞茸は香、味ともに野生なのにどことなく洗練を感じました。

栽培品種化したのも頷けます。

 

 

きのこは焼き物も少し出ました。

これも舞茸が良かった。

さすがと言うか何と言うか。

 

 

 

魚の主役はもちろん鮎。

新潟の清津川産。

もちろん、釣り物です。

大きさは20センチほどで小ぶりですが、小さい分、骨も太くないですから、丸ごと食べられます。

頭からガブッと。

備長炭使用というわけではないですが、ビックリするほどの遠火でじっくり焼き上げるので、水分が適度に飛んで旨味が濃いです。

それと、腸の苦みがね。

鮎の身上です。

 

 

コースの後半になってお造りが出ます。

岩魚の刺身。

微妙にコリっとして、筋肉質のお魚です。

鮎が女性だとすると、こちらは男性ですね。

 

 

女性と言えば、山女魚ですけど、今回はイクラが出ました。

ほんの一口ですが。

貴重な珍味の類です。

 

 

岩魚の残りは揚げてくれます。

骨せんべいですね。

サクサクして美味しい。

 

お食事は焼きおにぎりでした。

そしてお汁にきのこ汁。

きのこのフルコースでした。

 

 

デザートにゆずのジェラート

これも自家製。

 

何から何まで自家製、自家採集、自家栽培。

ポリシーと言うか哲学と言うか。

たかが3,500円のミニコースですけど、ご主人とご一家の精神性を感じるおもてなしでありました。

 

ところで、その精神性は入間の片隅で燻っているわけではなく、全国レベルの評価を受けています。

 

左は息子さんの著書

 

ご主人の第3の活動領域は研究と執筆。

長年にわたって、新潟の川の恵みを利用して生きてきた人々の伝統文化に取材し、その記録を本の形で発表されてきました。

その分野の本を何冊も出版されています。

それが評価され、今年の6月には第24回「水大賞」を受賞されました。

他の受賞者がすべて団体である中、唯一個人での受賞ですから価値があります。

以前からすごい方だとは思っていましたが、今回初めて詳しいお話をうかがって、もう本当にすばらしいお仕事をされてるんで、圧倒されました。

 

あえて店名は書きませんが(画像でわかりますねw)、興味のある方は単なる飲食店主以上のご主人のご活躍ぶりをネットで検索して読んでみてください。

水大賞でわかると思います。

 

 

 

 

 

王室と私

エリザベス2世女王陛下。

お隠れになりましたね。

世界中で多くの人がその死を悼んでいます。

自分もその一人です。

イギリスの関係筋からオンラインの記帳を開設したという連絡があったので、メッセージを一生懸命考えて送りました。

 

 

自慢ではないですが(正直に言えば自慢ですがw)、イギリス王室とは平均的な日本人より少し多めのご縁があります。

 

その一。

エリザベス女王をロンドンの街中でお見かけしたことがあります。

 

ある晴れた日にロンドンの中心街を歩いてたら、すごい人だかりがあって、「なんだなんだ?」と思ってその中に分け入ると、人々もよくわかってないらしく、「Whom are you waiting for ?」などと正調イングリッシュでつぶやいてたりします。

人だかりの中心部を見ると、例の王族専用らしい背の高い黒塗りの自動車が停まっていました。

「こりゃ王族だわ」

と思って待っていたら、案の定、エリザベス女王陛下のお出ましです。

どうやらプライベートでお友達のお宅を訪問されていたようです。

陛下の後には、頸飾勲章を身に着けたご婦人がお見送りに出てきて、控えめに数歩離れて立っておられました。

イギリス王室の日常に接した貴重な体験でした。

 

その二。

今度は正式な場で王族にお会いしたお話。

女王陛下の長女のアン王女ご夫妻にお会いしました。

さる会合で。

自分が会話を交わしたのはご夫君の方でしたが、王族に接したことにはなるでしょう。

あがり症の自分もリラックスしてお話できたのは、やはり王族ならではの会話術のおかげでしょうね。

「(イギリスで)何をしておられるのですか? イギリス生活は楽しいですか?」程度のあたりさわりのない内容でしたけど。

 

「その一」の写真は、デジカメやスマホ以前のことなので、ありません。

今なら絶対撮ってますよね。

「その二」の写真は有ったような気もするけど、記憶があいまい。

誰が撮ったか、ちゃんと撮れてなかったんで、大事にしなかったんだと思います。

両方とも残念です。