りゅうのブログ

グルメ半分、その他半分

玉子屋さんの玉子サンド

先月レビューした玉子屋さんが出しているベーカリーで玉子サンドを買いました。

自分が独りでパン屋さんに足を踏み入れることは年に1度もないのですが、玉子屋さんの玉子サンドを食べたくなって。

 

 

一見、角切りにした食パンにエッグスプレッドを塗っただけに見えますが、割ってみるとそうじゃないことがわかります。

 

 

パンの中にスプレッドを埋め込んであるんですね。

いわゆるポケットサンド。

贅沢です。

しっとりしたパンも美味しいし、なかなかの食べ応えです。

 

 

これだけじゃ、いくら何でも足りないので、ミニカマンベールとベーコンをバゲットで挟んだサンドイッチも買ってみました。

これは味は良いんだけど、バゲットがかなり硬くて、潰してかぶりつくことができず、原形のまま食べようとしたら、下あごのスジが攣ってしまいました。

みなさん、どうやって食べてるんですかね?

あご攣らないかな?

 

翌日の朝用に食パンのハーフも買いました。

これは玉子サンドの台?に使ってるのと同じで、美味しかったです。

 

ご馳走様。

年越しそば

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

「グルメ半分、その他半分」とか言いながら、グルメばっかりですが、今年はどうなるやら‥‥

 

さて、年越しそばは自宅で食べました。

乾麺を茹でて。

それだけでは淋しいので、大晦日に先立って、ちゃんとしたそばを手繰ってきました。

そのお話です。

 

 

行ったお店は所沢のYAHEIさん。

何度か利用したことがあるおそば屋さんで、Yukaさんのブログで最近移転したと知り、久しぶりに行ってみたくなりました。

ちなみに、移転前の店名は”弥兵衛”。

 

移転前は”H-CUBE東町”に店舗を構えてましたが、起業支援みたいなコンセプトの物件で、いかにも手狭でした。

移転先は元のビルの隣接地にできた新しいビル。

かなり広くなりました。

地力が付いたところで古い殻を脱皮したんですね。

喜ばしいことです。

 

 

移転再開後、まだひと月しか経っていなかったので、店内にはお祝いの胡蝶蘭の鉢が処狭しと並んでました。

鉢の数はそのままお店の勢いを物語っているようで、ちょっと感服しました。

(画像の花は全体の半分以下)

 

移転前の貼り紙メニュー

 

移転前は窓に貼り紙メニューがびっしりでしたが、新しいお店では全然無し。

本日のおすすめ的なものは可愛い黒板に書いて卓上にありました。

 

おつまみは、定番の”おつまみ盛り合わせ”と”味噌漬け盛り合わせ”、黒板から”鴨と黒舞茸の小鍋仕立て”を頼みました。

 

 

おつまみ盛り合わせは6品。

前列左から昆布の佃煮、鰊の山椒煮、揚げ茄子のお浸し、後列左から酒盗、焼き海苔と山葵漬け、糠漬け。

これだけで日本酒1合半ぐらいはいけそうです。

 

 

味噌漬けは3品で、とうふ、鶉の卵、カマンベール。

これはたぶん開店当初からの定番。

甘味噌仕立てがやはり日本酒向き。

 

 

鴨鍋は寒さ対策。

とにかく体を温めたいので頼みました。

 

 

お酒は鶴齢だったかな?

無濾過生原酒だったので、間違いなかろうと思って選びました。

結果はOK。

 

 

天ぷら盛り合わせを追加。

海老に”天使の海老”を使ってるのと頭も揚げてくれてるのが特徴。

天使は身が柔らかいです。

 

〆のそばは手挽きの十割と例によって花巻と。

黄金のバッテリーです。

十割そばの香と海苔の香のコンビネーションは官能的ですらありますね。

 

 

玉子の天ぷらごはん(小)というのがあったので、讃岐うどんのお店みたいだなと思いつつ、面白そうなのでいっしょに頼んでみました。

玉子天は、割ると黄身がドッと流れ出し、ごはんに適度に絡みます。

良い火の通り具合です。

 

うん、満足。

終わり良ければすべて良し。

いや、始めも途中も良かったです。

おかげで素敵な年越しができました。

ご馳走様。

釜揚げか‥‥湯溜めか‥‥?

寒いですね。

暖冬に慣れ切った体には今年の冬はきつい。

暖を取ることが日々のエフォートの対象になっている感じです。

 

師走はまだ新そばの季節ですから、いつもならもりで味と香を楽しむところですが、暖の方が優先度上。

おそばは釜揚げや湯溜めにしてもらって手繰ってます。

 

 

小平の佳蕎庵では湯溜めがおすすめ。

庵主は細切りを身上にしてますから、一度冷水で〆てからお湯に浮かべる方が良い。

キリっとしたそばを味わうことができます。

 

 

佳蕎庵の湯溜めは、汁ももり汁ではなくて、玉子入りの温かいつけ汁になるので、暖取り効果も十分。

冬の風物詩と言っても過言ではありません。

ちなみに、湯ざめは冬の季語ですが、湯だめは季語にはなってないみたいです。

 

 

釜揚げはそばを選びます。

釜揚げに向いてるそばとそうでないそばがある。

気持ち太めのマッチョなそばなら打ってつけ。

久米川の玄治さんは、マッチョと言ったら怒られそうですが、どちらかと言うと男性的な力強いそば。

冷めにくい鉄なべの中で最後のひと手繰りまでへたれることなくつながってます。

 

 

つけ汁は普通のもり汁。

でも、そばが冷める心配はなし。

熱気をそのまま胃の腑に送り込めます。

 

釜揚げと湯溜めの違い、わかりますか?

お湯の色が違いますね。

冷水〆をしてるかどうかで、これだけお湯の色が違うんです。

 

寒さは当分続きそうです。

温かいそばは種物だけじゃありません。

たまには釜揚げや湯溜めもいかが?

 

 

 

ミニミニ忘年会

先輩に誘われて2人だけの忘年会。

吉祥寺にあるワインと日本酒のお店に行きました。

 

 

座ると、何も言わないうちから、スタッフさんが白ワインのボトルを持ってきました。

先輩の行きつけなので、好きな銘柄を承知のようです。

そこまで通い詰めてるんですね。

 

 

そのワインというがコレ。

 

 

お通しはグジェール・リエットとひたし豆。

前者はパテをシュー皮で包んだもの。

ひたし豆は数の子和え。

お通しからして、和洋気配り怠りなし。

 

まあ、ずいぶんと呑み食いしましたわ。

以下、名称のみでノーコメント。

 

お造り三点盛。

 

 

いちじくブルーチーズソース掛け。

 

 

りんごと生ハムと胡桃のサラダ。

 

 

牛タンと根菜の塩煮込み。

 

 

海老とムール貝のブイヤベース。

 

 

牛肉と茸のクリーム煮。

 

 

牡蠣オイル漬け。

 

 

〆は阿波半田素麺。

 

 

以上、すべて先輩のチョイスです。

 

酒は、自分一押しの風の森。

先輩もだいぶお気に召したようです。

 

 

二兎。

 

 

鍋島。

 

 

作。

 

 

最初に戻って、RIESLING。

 

 

2人にしてはかなりの量です。

お支払いについてはあまり書かないことにしてますが、3万円弱。

先輩のお誘いでしたが、長年お世話になってるので、任せてもらいました。

 

 

 

 

 

🥚たまごカフェ🥚

小平に本拠を置くたまご専門カフェの国分寺支店に行ってみました。

ストレスフリーで飼育している鶏から産まれた「幸せたまご」が人気のお店で、本店は地元では知る人ぞ知る行列店。

支店も早めに行った方が良いかなと思って、開店10分前に行ってみたら、あれれ?

一番客になりました。

 

 

メニューはパンケーキ中心。

そのほとんどがスイーツ系です。

自分はランチのつもりだったので、唯一のお食事系パンケーキの「ベーコンチーズパンケーキ」をオーダー。

 

 

コーヒーを飲みながら待つこと約15分。(店員さんは待ち時間20分と言ってましたw)

 

クリーム状のチーズはテーブルでたっぷりかけてくれます。

パンケーキはほぼメレンゲ

きれいなスノーホワイトのパンケーキです。

ふわふわで、お皿を動かすとプルルンと揺れるほどの柔らかさ。

なので、きれいにカットするのは至難です。

ナイフを入れたら、関東大震災直後の浅草12階みたいになってしまいました。

 

 

パンケーキはたぶんスイーツ系と共通で、微妙に甘い味付け。

それにチーズの塩味やペッパーのスパイシーさが絡み合い、独特の味わいを奏でます。

なかなか美味しいですけど、これは詰まるところ派生でしょう。

やっぱりスイーツ系も食べてみないと。

そのうち女性を誘って再訪しましょう。

ご馳走様。

 

 

 

夜のそば屋の独り酒

久しぶりに夜の独り酒。

以前はよくやったもんですが、最近はめっきり。

呑む時はたいてい2人です。

でも、お店によっては独りで行きたいところもあります。

昭島のふく花さんもそんなお店。

 

土曜の夜なので念のために予約。

4年ぶりですが、名乗るとすぐにわかってくれました。

うれしい。

 

 

ハートランドで独り乾杯。

 

 

この日は鮪がいろいろあったので、まずは鮪から。

「まぐろホホ炙り刺」というのを頼んでみました。

これは当たり。

くじらか桜肉のたたきと言って出されたら信じてしまいそうな肉質。

赤身なんだけど、マグロの赤身っぽさがありません。

酒が進みます。

 

 

その酒ですが、こちらの一押しは浜千鳥。

数日前にあらばしりが入ったというのでそれをいただきました。

かなり甘いけど、鋭い甘さではなく、甘口好きの自分好みの吞み口。

 

 

地元拝島ネギの天ぷらを頼んだら、名物女将のたかちゃんから、

「長いですよ。半分にしますか?」

の提案。

椎茸天も食べたかったので、その旨告げると、

「じゃあ、半分ずつにしましょう」

という修正提案。

こういう柔軟な対応、ありがたいですね。

ネギ天は先っぽの緑のところもしっかり揚げてあって、これが美味い。

スーパーで売ってるネギは先がカットされてるのが多いですが、もったいないと思います。

もしかしたら、品種によるのかもしれないですけど。

 

 

封筒銀杏というのが面白そうなので、頼んでみました。

本物の封筒に入れてチンした銀杏です。

知識としては知ってたけど、食べるのは初めて。

普通にちゃんと火が通った美味しい銀杏でした。

家でもやってみましょう。

使用済みの封筒で。w

 

お酒は半合で頼めるので、いろいろ頼みました。

富久長とかSUKEROKUとか。

独り客にはありがたい配慮です。

 

 

〆のそばは花巻を。

種物では一番好きな食べ方です。

こちらの海苔ははば海苔。

冬が旬だから、冬だけかな。

 

 

香高し。

海苔とそばは実によく合います。

と、自分は思いますが、どうでしょう。

 

 

そばを手繰ってたら、たかちゃんが小さなグラスに濁り酒を持ってきてくれした。

そばを肴におひとついかがということですね。

何と行き届いたこと。

たかちゃん、多摩のそば店女将さんの接客コンテストをやったら、絶対トップを争うと思います。

 

 

約2時間の滞在で、予約してないために入れなかったお客さんが3組。

中には土地柄か(横田基地が近い)、西洋系のファミリーも。

実は自分も3年前に同じ憂き目に遭ったことがあります。

「念のため予約」したのはそのため。

やっぱり人気です。

ご馳走様。

 

 

築地で寿司を

今は亡き恩師のお宅に先輩と2人でお邪魔した帰りのこと。

奥様からマルゴーとチーズのおもてなしを受け、少し酔いが回った勢いで、築地の寿司屋に寄りました。

イメージ的に「鮨」の方が合ってるお店ですが、店名が「寿司」を使ってるので、タイトルは「寿司」ということで。

 

 

賑わってました。

活気あり。

店員も魚も客も活きがイイ。

 

刺身をまずはおまかせで。

中とろ、かます、鰯、ミル貝だったかな。

 



それから、ネタケースの中の目に着いたのを少し。

鯵と青柳。

 



鰻のひれみたいなサヨリの串があったので、それを所望したら、

サヨリを頼んだ人だけ」

と言われたので、迷わず頼みました。

 

 

軽く炙って「サヨリ焼き」になって供されるのですが、なかなかイケてました。

サヨリは焼いても美味いというのは新知識です。

 

先輩の希望で穴子白焼きも。

 

 

その後、少し握ってもらって、お酒も少し。

握りは煮穴子、ネギとろ(ネギ無いけど)、とろ鉄火、鰹、車海老。

ミラーレスで撮影してたら、「良いカメラですね。これも撮ったら?」と店長格の職人さんが尾頭付きの海老をお皿の上に置いてくれました。

多謝。

 


あまり粘らず、サッと食べて、サッと呑んで、サッと腰を上げる。

他のお客さんたちも概して長居はしないようでした。

それが粋っていうもんでしょうね。

何となく納得した秋の夜でした。